歯を大切にすることは健康長寿への近道
2025年1月27日
年を重ねても健康で質の高い暮らしを送りたい、と願う方は多いことでしょう。その目標を実現するために、実は「歯」が大きな役割を果たすことをご存じですか?
調査によると、食事を「とてもおいしい」「おいしい」と感じている人の平均的な歯の本数は約20本。一方で、「おいしくない」と感じている人の平均的な歯の本数は約11本でした。このデータから、「おいしい」という感覚が、歯の健康に深く関係していることがわかります。
また、「かみ合う歯が多い人ほど脚力や体のバランスを取る能力が高い」「運動機能が高い人ほど残っている歯の数や咀嚼できる食品数が多い」といった調査結果もあります。歯がしっかりと残っていることで、食事が楽しめるだけでなく、全身の健康にも良い影響を与えるのです。
では、歯を健康に保つためには何が大切なのでしょうか?まずは、日々の歯磨きやデンタルフロスを使ったケアが基本です。そして、定期的な歯科検診で、むし歯や歯周病の早期発見・治療を行いましょう。さらに、歯科医院では、自分に合った正しい歯磨き方法や予防ケアについてもアドバイスを受けることができます。
健康で充実した毎日を送りたい方こそ、歯のケアを大切にしてください。歯を守ることは、健康長寿への第一歩です。