ブログ|たかはら歯科医院|堺筋本町駅から徒歩3分の歯科・歯医者

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噛む力を取り戻す第二の永久歯:インプラント治療とは?

2024年12月15日

このページをご覧いただいている皆さまは、歯やお口の健康について関心をお持ちの方、または何らかのお悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。例えば、歯の痛みやぐらつき、歯茎の腫れ、歯周病への不安、噛み合わせの問題、入れ歯が合わない、または歯を失った後の治療法で迷っているなど、さまざまなお悩みがあるかと思います。

近年、歯やお口の健康に対する意識はますます高まっています。実際、毎日3回以上の歯磨きを実践する人が増え、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を使用する方も多くなっています。また、定期的に歯科検診を受ける人も増え、30年前に比べて大きな進展を見せています。

特に注目すべきは、80歳で20本以上の歯が残っている方の割合が増加していることです。2016年の調査では、半数近くの方がその状態を維持しているという結果が出ています。これは、日本が世界に先駆けて超高齢社会へと突入する中で、質の高い生活や健康を支える重要な指標となっています。

歯を失うことなく過ごせることは、噛む力や噛み合わせを維持するために欠かせません。歯をしっかりと噛むことで、栄養をバランス良く摂取できるだけでなく、全身の健康や認知機能の維持にも良い影響を与えることが多くの研究から明らかになっています。

しかし、虫歯や歯周病などで永久歯を失うと、自然に再生することはありません。そのまま放置すると、噛み合わせが悪化し、噛む力も低下します。結果としてお口全体の健康が損なわれ、生活の質にも影響が出ることがあります。

これまで、失った歯を補うために入れ歯やブリッジといった治療法が一般的でしたが、近年ではそれに代わる治療法としてインプラントが注目されています。インプラントは、「しっかり噛める」「残った歯に負担をかけにくい」「見た目が自然で美しい」など、多くの利点があります。その中でも、しっかり噛めるという点は特に大きな魅力です。そのため、インプラントは「第二の永久歯」とも呼ばれています。

厚生労働省の調査によると、高齢になるほど噛みにくさを感じる方が増加しており、75歳以上では約7割の方がその悩みを抱えているというデータがあります。このような背景から、人生100年時代を迎える今、「噛む力」を維持することが重要な課題となっています。

このブログでは、インプラントについてわかりやすく解説し、その治療法のメリットや治療の流れ、治療後のケアまで詳しくご紹介していきます。インプラントを選択肢として考えている方はもちろん、将来のお口の健康を守りたいと考えている方にも、ぜひ参考にしていただければと思います。

インプラントは、入れ歯やブリッジとは異なり、外科手術を伴う治療です。そのため、治療期間が長くなったり、費用がかかったりすることがありますが、正しい情報をもとに選択すれば、満足度の高い治療結果を得られる可能性が高まります。

私たちたかはら歯科医院では、患者さま一人ひとりに合った最適な治療法をご提案し、お口の健康をサポートしています。お気軽にご相談ください。